こんにちは!ふむふむ(@Humuhumu)です。
前回の記事では、病院に行くまでの経緯でした。
前回記事↓↓
今回の記事では、WAIS-Ⅲの検査の結果から、その後の診察について、
検査結果の見方も、ご紹介します。
検査を受けようか考えておられる方に参考にして頂ければと思います。
WAISのテストの様子
私の行った病院、心療内科Kでは、
- 診察→おじいちゃん先生
- 検査→心理士の女の先生
という感じで検査は別の人が行なう形でした。
おそらく、どこで受けてもそうだと思います。
検査結果書類は有料と聞いてもらわなかったので、
結果は、話しを聞いてメモした範囲です。
書類は、3500-4000円程度だったと思います。
※今回の記事を作成にあたって、私の弟が、検査結果をもらっていたので参考にしています。
WAIS検査の結果は?
(1)
2つのIQ。
・言語性IQ→知識量や常識能力、言葉の取り扱い。
・動作性IQ→効率よく物事を進める作業能力。
それぞれ数字が出ますが、私はこうでした。
言語性>>動作性
結論:フムフムは動く系よりも、言葉や知識を扱う系向き。
(2)
続いて、この4つ。
言語理解→事実や概念、考えなどを言葉で理解したり表現したりする能力。
知覚統合→視覚的な情報を取り込み、各部分を関連つけてまとめあげる能力。
作動記憶→作業や考える際に、聴覚的な情報を記憶・活用できる能力。
処理速度→視覚的に情報を識別して、早く正しく処理する能力。
分類わけとIQが数字ででます。
IQ |
分類 |
130以上 |
非常に優れている |
120-129 |
優れている |
110-119 |
平均の上 |
90-109 |
平均 |
80-89 |
平均の下 |
70-79 |
境界線 |
69以下 |
精神遅滞 |
私の結果は、
- 言語理解→平均
- 知覚統合→平均
- 作動記憶→境界線
- 処理速度→境界線
(3)
そして、もっと詳しい項目14個。
こちらは、上記の言語性と、動作性がさらに詳しくなった形。
検査の名前 |
測定される能力 |
|
言語性 |
・単 語 ・類 似 ・知 識 ・理 解 |
言語的な情報や,自分自身がもつ言語的な知識を状況に合わせて応用できる能力。 [言語意味理解,言語的知識,言語的推理,言語表現] |
言語性 |
・算 数 ・数 唱 ・語音 |
注意を持続させて聴覚的な情報を正確に取り込み,記憶する能力。 [注意の範囲,聴覚的な短期記憶,聴覚的な系列化,継時処理,聴覚的情報の記号化] |
動作性 |
・完成 ・積木 ・配列 ・組合 |
視覚的な情報を取り込み,各部分を相互に関連付け全体として意味あるものへまとめ上げる能力。 [視覚的刺激の統合,非言語的思考,非言語的推理,同時処理] |
動作性 |
・符号 ・記号 |
視覚的な情報を,事務的に数多く,正確に処理していく能力。 [反応の速さ,視覚的短期記憶,視覚的情報の記号化] |
こちらは、
グラフと数字で見せてくれます。
ただ、
私は語音が極端に低かったのは気にしなくて良いといわれました。
このテストの前に、
名前は分かりませんが、精神的な状況を把握する為のテストで
精神が不安定な状態だと判断されたからです。
結果を聞いて、思ったのは
「動作よりも、言語の方が得意っていうのはやっぱり。」
当時の仕事では、口頭だけで言われた仕事ができず叱られることが多かったので、「今の仕事はあっていないですね」と言われてしまいました。
結果による医師の診断は??
検査後、診察があったのですが、
「どうでした?」とか聞かれるぐらいで、
正確な診断名はもらえませんでした。
診断名は「不安障害」
このころから、クスリを処方されるようになりました。
その後の病院での治療の効果は・・
しかし・・・クスリを飲み続けてもいっこうに状態は変わりません。
逆にクスリが増える一方・・・
「仕事での失敗は工夫しても、限界がある。それに、良くもならないのに病院に言ってクスリをもらうだけで稼いだお金はなくなるし・・・」
精神的にも、経済面でも不安が募っていきました。
せっかく、検査までしたのに、
勇気をだして、病院に行ったのは無駄だった??
心療内科Kでの葛藤と、そこから学んだことについて、次の記事でお話します。
記事はこちら↓↓
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