発達障害に効く薬はあるのか？正しい効果が出る方法や副作用について知っておきたい３つのポイント

こんにちは！ふむふむ（＠Humuhumu）です。

今回は、ADHDの治療薬として用いられるクスリについてご紹介します。

 

「どんなクスリなのか？」

「効果はどんな感じ？」

「飲み始めたらずっと飲まないといけないの？

 

といった疑問にお答えします。

 

 

発達障害に効く薬はあるのか？

まず、注意しておきたいのは

発達障害全般に効く(または治す)クスリというものはないということです。

 

発達障害は、病気というより、

「個性」とか「性格」の一部のようなものだからです。

 

そして、その個性に合わない状況に居続けることで、病気になってしまったりします。

この記事で取り上げる薬は、

ADHDの特徴である、不注意、多動性、衝動性を和らげるという薬です。

 

コンサータは、「メチルフェニデート塩酸塩」という成分の入った薬の販売名です。

ADHDのある人に処方される飲み薬で、

ADHDが原因であらわれる不注意、多動性、衝動性を改善させる効果があります。

引用：ADHDのある人に処方される薬コンサータの効果や副作用、コンサータとストラテラ違いも解説【精神科医監修】

 

 

私は「コンサータ」という薬を使っています。

 

薬をオススメする訳ではありませんが、

検討しておられるなら、

• どんな効果があるのか

• 効果が出る飲み方

について知っておくのは良いと思います。

 

どんな効果がある？

 

人によって効果はさまざまですが、

 

 

などが私の感じている効果です。

 

コンサータになぜ、こんな効果があるのかというと…

薬の特徴に秘密があります。

 

メチルフェニデート塩酸塩という成分が入っていて、

脳内の神経細胞の間で情報を伝える神経伝達物質（ドパミン、ノルアドレナリン）を増加させ、神経機能を活性化し、注意力を高めたり、衝動的で落ち着きがないなどの症状を改善します。

引用：くすりのしおり

脳の細胞のお話になってしまいますが。。。

 

情報を伝える役割をする物質が、足りなくて困ってしまうので、それを薬が助けます。

ということです。

 

 

飲み方の注意点は？

１、必ず朝飲む

なぜなら、コンサータには

「寝つきが悪くなる」「夜中に目が覚める」

という副作用があるからです。

 

約12時間効果を発揮するので、

あまり遅い時間に飲むと眠れなくなってしまいます。

 

人によっては、14時間とか長く効いてしまう人もいるので、

その場合は、寝る時間から逆算して、

決めた時間を過ぎた日は飲まないことにすることも可能です。

 

飲むタイミングは朝食前でも、朝食後でも大丈夫なので

忘れずに飲めるタイミングが良いと思います。

 

２、噛まずに飲む

コンサータはカプセル状ですが、絶対に噛んではいけません。

 

 

間違って噛んでしまっても、何も起こりませんが・・・

効果がなくなります。

 

なぜなら、薬の構造が

10時間以上かけて少しずつ成分が出てくる仕組みになっているから。

是非噛まずに飲んでください！

 

３、医師の処方通りに飲む

 

 

こんな事を考える人は少ないかもしれませんが・・・

薬物乱用はNGです。

 

飲む量も、効かないからといって勝手に増やすのは危険です。

 

主な副作用の中に、上に挙げた睡眠への影響や、

食欲低下、結果としての体重減少、

チック（まばたきや頭を振るなど、意思に関係なく繰り返される動き）

があるので、副作用が強くなってしまうかもしれません。

 

依存性は大丈夫？一生飲まなくてはいけないか？

やっぱり、薬なので

「飲むのに抵抗がある」というのは

当然だと思います。

 

私も母も、最初は抵抗がありました。

依存性について聞いたところ・・・

 

 

とのことでした。

 

ADHDの治療薬の中でも、

コンサータは”効果がすぐに出やすい”という特徴があり、

飲み続けないと効果が出ない薬ではないので、

 

“仕事が休みの日は薬もお休み”でもOK。

 

コンサータは、

指定された医師（知識が十分であると認められた医師）でないと処方できない薬なので、

薬について不安があるなら、先生に尋ねるのが一番です。

 

まとめ

 

• ADHDの特徴である、多動性、衝動性、不注意で困っているなら薬を使うのも一つの手。

 

• コンサータは、正しく使用するなら効果がある。ただし、効果の出かたや、効く時間には個人差がある。

 

• 不安なので何日か分だけ、ということが可能。効果が短期間で現れる。