こんにちは!ふむふむ(@Humuhumu)です。
この記事では、発達障害(ASD、ADHD)を持つ私が読んで “役に立った”と思えた本をご紹介します。
- どこが役に立ったか?
- どんなところが良かったか?
- どんなところがイマイチか?
- どんな人向けか?
そんなポイントに分けて解説していきます!
私が気になった本から読んでいるので、順番はランダムですが、徐々にバリエーションを増やしていく予定です!
それでは、記念すべき一冊目はこちらの本です。。
岩橋 和彦 (著) 星野 仁彦 (監修)
図書館でたまたま見つけ、「かくれ発達障害」って何?と思って読んでみたら、
意外と発達障害について新たな発見があり、面白かったのでご紹介します。
Q. どこが役に立ったか?
A. 二次障害につながる仕組みがなるほど!
第2章では、さまざまな二次障害がたくさん解説されています。
発達障害があるとなぜ二次障害が起こりやすいのかが、この本の説明で理解出来ました。
自分の二次障害に発達障害がどれだけ深く関わっているのか、脳の仕組みから説明されると、「それなら自分のせいじゃないんだ」と安心出来たのが良かったです。
A. 仕事に就くための考え方がなるほど!
第5章には仕事に関する情報があります。
今の時代、発達障害の人が仕事を見つけるのはどれだけ困難なことか・・・。
私は、仕事に就くために最低限のコミュニケーション能力や、得意分野で仕事をするため、ある分野の専門的な技術などを身につけるのが大切だと思っていました。
でも、この本のある一文から、足りない能力を身につけたら良いという訳じゃないと気付かされたのです。
就労に必要なものとして挙げられていた2つのことは次のことでした。
「自律スキル(できる・できないの自己認知)」と
「ソーシャルスキル(他者と相談しながらうまくこなしていく)」
<自律スキル>
<ソーシャルスキル>
いくら仕事をこなす能力を努力して身につけても、これがないと周りに迷惑をかけたり自分だけで抱え込んでしまう。・・・自分自身の経験と重なりました。
自分のことを自分で理解することの大切さを感じて、まずはもっと発達障害のことを前向きに調べていきたい!と思いました。
Q. どんなところがイマイチか?
A. 絵が少なくて字が多め
私は文字好きなので最後まで読めましたが、本が苦手な人にはキツイかもしれません。
入門編ではなく、中級者向けですね…。
でも、絵がたくさんの本では物足りない、詳しい説明や具体例が欲しい、という人にはおすすめです。
Q. どんな人向けか?
A. 当事者、家族だけでなくグレーゾーンの人にもおすすめ
当事者や家族はもちろん、グレーゾーンや「発達障害かも?」と思っている人にも向けた内容があるので、親切だと思いました。
発達障害かも?と思ったらどうやって病院を探すかという方法は、病院に既に行っている私も早く知りたかった、と思う内容でした。
まとめ
私自身、発達障害とは初めて見聞きした5年前からの付き合いですが、
この本を読んで発達障害について「こんなに知らないことが多かったんだ!」という衝撃を受けました。
それと、この本を読んで、毎日ウォーキングに欠かさず行こうという気持ちになりました((笑))
運動不足はどんな病気にも良くないですね。
できるだけ自分で改善できることを見つけていけたら、と思っています。
~ 今回ご紹介した本は、こんな方におすすめしたい本でした ~
- 大人の発達障害の二次障害について深く知りたい人
- 自分で出来る対処策を知りたい人
- グレーゾーン・未診断で悩んでいる人
是非気になった方は実際に本を読んでみてください!
最後までお読み頂き、ありがとうございました!
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