こんにちは!ふむふむ(@Humuhumu)です。
前回の記事で、 WISE-Ⅲ検査を受けた体験をお話ししました。
記事はこちら↓
今回の記事では、
- 診断名がなくて大変だったこと
- 診断名が付くメリット・デメリット
私の体験談とともにお伝えします。
病院で診断はされた?
私は、wise検査を受けたK心療内科で、
発達障害なのか、そうでないかの診断が下ることを期待していました。
そもそも、病院に行ったのは、自分が発達障害ではないかと思ったから。
しかし、K心療内科の先生は、
「発達障害かどうか診断をつけるのは重要ではない」という考えでした。
診断は、不安障害。
だからといって、何かをするというのではなく、
困っていることを訴えると、
なぜかクスリが増えていきました…
毎月の診察料、そして薬代もばかになりません。
そしてクスリが増えればかさみます。
これでは、病院に行かない方が良かった?・・・泣
診断がないまま支援を受けられるか?
医療費がかさみ、仕事でのトラブルに悩んでいた時に、
調べて知ったのがこの2つの制度でした。
自立支援医療制度は、心身の障害を除去・軽減するための医療について、医療費の自己負担額を軽減する公費負担医療制度です。
この制度の条件に合うと、
医療費が一割負担になります。
医療費の援助はかなり大きい!
そしてもう一つは、、
発達障害は障害者手帳の対象になっていて、
障害者手帳があると、
障害者枠での雇用が可能なのです。
それで、
普通の職場で働く事が難しいのであれば、障害者枠で働けるのではないかと、
少し思ったのです。
しかし、もちろん
どちらの制度も利用するには、主治医の診断書などが必要です。
そこで私も主治医に聞いてみることにしました。
主治医の判断は・・・
障害者手帳の方は難しくても
自立支援の方はハードルが低いようなので、
少しでも当てはまらないか?と相談すると…
K心療内科の先生:
「手帳は完全にダメだね。自立支援の方は、治療が長期にわたる場合で、不安障害は治る病気だから、難しいでしょう。」
悩んだ末に・・・
やっぱり、ハッキリ診断してもらうには
専門のADHD外来じゃないとだめなのか…と検討はしましたが、
東京のあるADHD外来の病院は、
- 電話予約がなかなか繋がらない……
- 予約料が1万円…。
壁が多すぎて断念しました。。
そこで、もう一度あの、
発達障害医療機関リストを片っ端から検討しました。
母:「とりあえず自宅の近くから順番に、専門外来がないか調べてみよう・・・。」
それで、見つけたのがSメンタルクリニックでした。
セカンドオピニオンを選択しました
SメンタルクリニックはADHD外来がある病院でした。
ただ…
一度他の病院で診てもらった場合、
診断書と、検査の結果の書類の2つが必要です。
それで、次の診察のときに…
母:
「発達障害の専門の場所で、デイサービスがある所に行きたいと本人が言っているので、診断書を書いて頂けないでしょうか?」
私の分はしぶしぶ書いてくれました。
診断がないことによるデメリットとは?
その1 病院に行く意味が分からなくなってしまう。
自分は発達障害なのか、それとも
単なる努力不足なのかと悩んで、逆に心の調子は悪化しました。
発達障害とはっきり診断されず、「グレーゾーン」だと告げられることもあるようですが、
診断が下らないにしても、グレーゾーンだと告げられたにしても、
困りごとや不安に対する適切な援助が受けられないという状況になります。
その2経済的な支援が受けられない
政府などの支援制度を利用するに当たって、
医師の診断書などが必要になります。
そのため、診断書が必要な支援は一切受けられず経済的に苦しかったです。
診断をもらえた方が嬉しい?
もしかすると、
発達障害を疑って病院に行ったものの、実際は発達障害でなく、
他の病気であったりして、治療により回復するケースもあるかもしれません。
その場合、発達障害でなければ嬉しいことです。
発達障害だという診断は、人によってかなりのショックを受けます。
発達障害=治るものではない
ということだからです。
実際、私の母は、発達障害の存在にショックを受けてうつ状態にもなっていました。
今回のまとめ
“発達障害の診断ができます”という病院でも、
適切な診断や治療ができない可能性があります。
わたしは、良い病院に出会えましたが、
Sメンタルクリニックに病院を変えてからのことを次回お話したいと思います。
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